『強くなるためのスポーツ医学基礎講座」を開催しています。
2013年5月22日(火)は(株)いわさきさんにご協力いただき、
「食育SAT(サッと)システムを使ってあなたの食事のバランスチェック!」
を行いました。
リアルな食品サンプルから、普段の夕食一食分を選んでもらい、SATシステムに載せ、栄養バランス(エネルギー、タンパク質、炭水化物、脂質など)をチェックしました。
今回は、一日の栄養摂取量を男子4500kcal、女子2500kcalに設定しました。
男子選手、女子選手は、自分の普段の食事をチェック。合宿所の食事を賄っていたり、部員の食事が気になっている女子マネージャーさん達は、男子選手の普段の食事を想定してチェックを行いました。
女子選手です。これで足りるかな?
男子選手の合宿所の食事を再現したそうです。ご飯はこの量を3杯です。
星4つなかなかいいですね。
星4つなかなかいいですね。
夢の食事だそうです(笑)本当はこんな食事を食べたいそう。星2つです、、
結果レポートはすぐに印刷されて手元に
男子選手、女子選手、女子マネージャーグループ に分かれ、
各グループに管理栄養士、スポ研スタッフがアドバイスを行いながら、
結果レポートをもとにディスカッションを行いました。
各グループの代表者から、まとめを発表してもらいました。
『脂質を制限しすぎていて、摂取カロリーが足りていなかった』
『夕飯の炭水化物を意識的に減らしてしまっていた。もっと食べるべきだった』
『食物繊維、鉄分、カルシウムが足りていなかった』
などの反省点が聞かれました。
講師の小熊准教授から、アスリートの食事についてまとめの講義がありました。
トレーニングをこなすために必要なエネルギーは。コンディショニングを整えるために、トレーニングの成果をあげるためには、食事がとても大切であること。いろんな食材を選ぶことが結果的にはバランスのいい食事となることなどが伝えられました。
最後に、講座で勉強したもとに、アスリートの夕食を選び直してもらいました。
男子選手のために女子マネさんが選んだ食事。星5つです!すばらしい!!
女子アスリートの食事。とてもいいのですが、あと少し工夫を→
お肉を一枚へらし、キウイを追加してみました。星5つです!
みんなで意見を出し合い、食材を追加したり減らしてみたり、
その場で、結果を見れるのがこのシステムの素晴らしいところです。
講座終了後に書いてもらったアンケートでは、
『自分の食事の栄養バランスを確認できた』
『SATシステムは普段の食事を再現しやすかった』
『エネルギーや栄養バランスが数値化されるのが分かりやすかった』
『他の部員にもぜひ体験してもらいたい』
などの感想をいただきました。
食事が大事だとわかってはいるが、何をどう食べればいいのかが分からない。
SATシステムは、大きさ、重量、見た目をリアルに再現した食品サンプルを使う事により、
学生アスリートの疑問を分かりやすく解決してくれるシステムでした。
私達スタッフもわいわい意見を交換しながら、とても楽しく参加させてもらいました。
この講座が、食事の大切さ、楽しさを知るきっかけになってくれたら嬉しいです。
体育会学生のみなさん、ご参加ありがとうございました。











